先週は会議が東京駒込の教団本部において行われました。宣教師たちに関わる海外伝道部の重要な会議で、11月の教団総会を控えているため3日間行われました。現宣教師たちに関わる事項、今後宣教師となる方たちの面談や宣教地の検討などがなされました。

2年前に宣教師になりたいと申請してきた方と改めて面談を行い、また話し合う中で、今回本人の意向が少し変更されていて驚きました。宣教師になるために神学校に入ってきた、と言われていた方が「卒業後は2年ほどお金をためてその後留学をして、それから宣教師になりたい」ということでした。少しでも早く宣教地に入り、少しでも早く生活、習慣、言語などに適応しなければよい働きができませんから「数年後ならば宣教師となることができないかもしれませんよ」とお伝えして面談は終わりました。熱い情熱と思いをもって入学しても、思いが冷めてしまうということがあるのだと、一緒に面談をした理事から言われて一層落ち込みました。

その一方で、宣教師になることはできない、と判定を受けて伝道者として国内で働きを進めていた方が今年の春、単身海外へ語学を学びに行かれました。宣教師になりたいとの熱い思いが消えず、先の扉は閉じられていますが自ら飛び込んで語学の研修を受け始めました。「語学力テストをクリアしたら、宣教師訓練生になりたい」と申し出てきています。部では様々な足りない点を考慮しても、熱意が一番重要なのだ、と再考を決定し、来年のテスト結果を待つこととしました。どんな働きでも、奉仕でも、足りなさを補うほどの熱意があるかどうかが問われています。あなたは主への篤い思いをもって礼拝に来られていますか?讃美を捧げておられますか?

来週で矢部神学生の藤沢派遣が終了します。これからさまざまな学びの場を経験しますが、3年間の学びのためお祈りください。

黙示録3:15 「わたしは、あなたの行いを知っている。あなたは、冷たくもなく、熱くもない。わたしはむしろ、あなたが冷たいか、熱いかであってほしい。