オリーブの木の下で
アメリカ訪問のため、お祈りをありがとうございました。帰国した翌日から、時差に苦しむことなく通常の活動ができることに驚いています。ミズーリ州とは14時間の時差がありますから、まったく反対になるのですが、祈られて過ごすとすべてが祝福されることを実感しました。
レンタカーを運転しながら、町はずれに宿を取りました。「そこは危ないよ」とアメリカ生活が長かった日本AG理事長が言うほどの場所でした。宣教師たちがアジアの貧しい、大変な場所で伝道しているのに、部長だけが楽をしてはいけないという不文律があり、ぎりぎりの予算で行動しています。ある晩23時頃、雨が降る中で道を迷いました。車の周りに人だかりがあるような、ちょっと不安になるような場所に近づいてしまうこともありました。今来た道を戻り、先に進むとようやくホテルの看板が見えてきました。御使いが道を導いてくださるという経験でありました。
初日にはシカゴのウィロークリーク教会を訪問しました。全米で2番目に大きいと言われている教会で、平日の午前中に、多くのボランティアがイキイキと活動されていました。週に3日配布するフードバンクと車の修理工場がありました。
神にお仕えするように、人にお仕えするということを実践されていました。7,000席の礼拝堂で、3階席までありました。150席位が1ブロックで、そのブロックには責任者がいて、礼拝が終るとそのブロックの人たちと一緒に交わりをされるのだそうです。「毎週違う人たちなのですか?」と尋ねると「ほら、教会って、『ここは私の席』みたいな感覚があるでしょ」と言われ、どんなに大きな教会になっても、人の心はあまり変わらないんだなあ、と思いました。
明日からはフィリピン体験ツアーです。6名でバギオの山奥に行ってきます。歩いて今にも壊れそうな吊り橋を渡ってしか行くことのできない教会を訪問します。日曜日はどこで礼拝を守るのか、何度の説教をしなければならないのか、全く予定が立たない中でのツアーです。お祈りください。