3.1110年目の集会が木曜日夜に持たれました。ZOOMや Youtube でご自宅でご参加された方もおられたことと思います。10年前に起きた出来事はすべての行動や考え方を大変革させる大きな出来事でしたが、その後2つの教会が新しく東北に誕生しました。
私は仙台にいた教会員(吉村絢子姉のお姉さん 敦子姉)訪問を真っ先に行いたかったのですが、教団救援隊として物資輸送を最初に行い、1週間後に倒壊の可能性のあるマンションに慰問することができました。その後、神学生時代に信仰に導いた八王子教会員の親族が宮城県東松島市において津波被害に遭われたと伺い、東松島赤井地区での泥掻きや炊き出し作業が始まりました。一番最初に
泥掻きを行ったロケット公園のすぐ隣に、一つ目の教会、東松島 AG センターができたことは本当に主の恵みです。実際に炊き出しでご奉仕された方々、教会で仕込みをしてくださった方々、また多くの義援金を通して主の愛を示してくださった方々に感謝いたします。主は確かに私たちの多くの労苦に報いてくださり、栄光を見せてくださいました。
もう一つの教会がある岩手県釜石市にはハワイからのチームが多く労してくださいましたが、そのチームの中におられた日本人が、今月日本AG教団の試験を受けて伝道者として釜石での働きを継続することとなりました。そのような人材を私たちの知らないところで主は準備してくださっていました。
外国で大きな災害が起きた時、現地にチームを派遣して支援活動を10年にわたって行うということを果たして日本の教会はしてきたことがあるでしょうか?情報を集めて、祈り捧げるということはあります。それも尊い犠牲ではありますが、一番大きな犠牲は、その場に身を置き、共に歩むということだと思います。そして私たちのイエス様はまさにそのように私たちのそばに身を置いてくださいました。最も大変な困難なときこそ、そのように歩んでくださるお方があなたのそばにおられることを感謝しましょう。今福島では様々なボランティアや団体が引き揚げているそうです。最後まで諦めることのないイエス様に感謝しつつ。