オリーブの木の下で

 

問題です。下の法律が最近定められた国はどこでしょうか?

『伝道規制法』には、次のように定めている。

(1)信徒以外と神について議論する事は宣教活動とみなされ処罰される。

(2)宣教活動はその都度、政府の許可を必要とする。乗っている列車の中で許可証なしに信仰の証しをすれば拘束され罰金10万5000円を課される。

(3)個人宅での宗教活動は許可されない。

(4)市民は、隣人の宗教活動を当局に通報する義務が課され、違反は処罰される。

(5)個人が自宅で祈ったり、聖書を読むことは認められるが、非信者のいない時に限られる。

(6)教会堂内で、神に立ち帰るよう人々に勧めることは許されない。礼拝は許されるが、非信者を「キリストの弟子」にすることは違法となる。(7)教会は資産を購入出来るが、そこを礼拝の場所としてはならない。(8)外国からのゲストは、当局から就労許可証を得ていない限り教会で語ることは許されない。

(9)外国からの友人や親類が個人宅で信仰の分かち合いをした時は、罰金を課され、国外追放処分。

答えはロシアです。宗教に対して開かれていた国が、大きく舵を切りました。理由は分かりませんが、ソ連の時代に逆戻りしています。以前米国本部から、樺太に伝道してもらいたいとの連絡を受けていました。昔多くの日本人が住んでいたため、日本語や文化が残っているのだそうです。あまり真剣に受け止めずにいたことを悔やんでいます。門が閉ざされる時が来ます。その時まで、精一杯歩むことが求められています。