オリーブの木の下で

  • 葬儀が立て続けに入ってきます。一つの命の重みを、失って初めて知るということもあります。悔し涙を流されている人に寄り添いながら、かける言葉が見つからないこともあります。若い人の死を、悲しむということがありますが、80を超えて召されても、流される涙を見ることがあります。「一度も喧嘩をしたことがない」「怒った顔を見たことがない」という話を聞くと、自分が召された時に人はどのように評価するのだろうか、とわが身を振り返ります。

あなたは死の準備が整っていますか?

あなたの葬儀で初めて福音を聞く、という方々が起こされます。イエス様の死と復活を伝える絶好の機会です。依頼されれば福音のフルコースを準備いたしますが、いくつかの注意点があります。

①最近の葬儀は時間の制限が厳しいです。簡略化され、開始直前に時間短縮を指示されることもあります。フルコースを準備しても、ハーフコースからデザートを抜かなければならないこともあります。葬儀だけでは十分なお話はできません。

②教会での葬儀に戸惑いを持つ方々もおられます。「なんで教会なの?」という思いで列席されて、讃美歌を歌ってくださらないために牧師の独唱ということもあります。

 

最高のチャンスを活かすためには、はやり日頃の証が重要です。「あの人はクリスチャンだったのか」「何で洗礼を受けたのかわからない」ということがないように心がけたいものです。

その上で、あの人がおられる天の御国に自分も行きたい!と思って頂ける歩みを目指していきましょう。