☆フードパントリー
藤沢フードパントリー(食料無料配布)の働きを2年半続けることができまし
た。そしてもうしばらく続ける必要のある働きです。
2か月前から、いつも食料品を提供してくださる団体からの搬入量が半減しま
した。一時的なものと思っていましたが6月分も同じような状況のため、悩み
つつも新たに提供してくださる団体を探していると、町田にある ecoeat さん
を見つけ、金曜日に伺ってきました。ここは主に賞味期限切れを扱っている店
舗で、通常は店舗として販売をしていますが、個人の方が伺うと無料提供して
くださることがあるそうです。
こちらの事情をお話すると、店長さんが少し提供くださり、持ち帰ることがで
きました。改めて次回のフードパントリーまでに再度提供をお願いしようと考
えています。
なぜ2か月前から物資が減ってしまったのか、と店長にお尋ねすると「ウクラ
イナ戦争のためです。ですから今後減少傾向はしばらく続くと思います」との
こと。なるほど、そうだったのか、こんなところにまで戦争の影響が出てきて
いるのかと納得しました。
実は数日前まで、提供される食料品が半減し、提供希望者が増えている状況で、
どこから物資を手に入れたらいいのだろうかと心配していました。人は心配す
るとあれこれ考えはしますが、不安ばかりが大きくなります。
『そうだ、もっと多くの人に必要を訴えたらいいんだ。寄付を募るシステムを
つくって、それをインターネットで拡散させて・・・』
そんなことを考えながらいろいろと準備をし始めた時『心配は私のする仕事で
はない』と我に返りました。神様抜きの心配事は、神様抜きの結果しか得るこ
とができません。『神が心配してくださる』と約束してくださっている聖書の
言葉に立って、全部をお委ねしました。
前回初利用の方は女性一人でお越しになりました。いろいろ無料提供の場所を
探したそうですが、ひとり親などへの提供はあるものの、独身に対する支援場
所はなかったそうです。フェリス女学院の4年生で、収入が激減し、周りでは
学校をやめて行った人たちもおられるそうです。経済的に困らなかったような
方々の中にもジワジワと影響が出てきています。
私たちは心配事に支配されることなく、愛し、心配し、支えてくださる主にお
任せして歩みたいと思います。ビックリするくらい心と体が軽くなります!