オリーブの木の下で

先週の火曜日にお二人の方と一緒に牛久教会引っ越しのお手伝いに行きました。25日に金伝道師が引率して、ペンキ塗りに行くということになり、お電話すると、3月末で終わっていなければいけない引っ越しがまだ終わっていないとのこと。ちょっと心配になり引っ越し手伝いを申し出ました。朝9時に到着するとほとんど作業が進んでいない状態で、段ボールなどに入れるところからスタートし、何度も新しい会堂に荷物を運び、400キロ分の不要品を処分しました。

ごみの処分場までの往復、牛久の先生がいろいろな話をしてくださいました。教会の現状、家庭の現状などなど、どれを聞いても涙が出てきます。痛みを感じるほどの経験をされてこられました。

礼拝が終り、握手の手を出して挨拶しようとしても握手を拒否する人、牧師や牧師夫人を口汚く罵る人がいて、陰で言われるならまだしも、子供達の前で言われる。子供達が学校から帰宅して、友達の家から「家が真っ暗で電気が付かない」と電話をしてきた、電気代が払えなかった。家賃を3か月支払うことができず、督促の電話で心を病み、電話に出ることができなくなった、などなど。でもそんな中でも、中学生になった息子さんが「将来は牧師になりたい」と学校で言っている、こんな大変な場面しか見ていないのに、不思議だ。新しい会堂を購入申し込みした日、土地所有者が近くの知り合いに「あの教会はどんな教会?」と尋ねたとのこと。その知り合いは創価学会の方で、通常ならば悪く言われても仕方がない。でもいつも良いお付き合いをさせていただいていた人で、その人が「あの人たちは良い家族で、20年間一度も問題を起こしたことのない人たち」と伝えてくださったとのこと。

オリーブチャペルの使命は、伝道者、宣教師を励まし、それらの方々に仕えること。日本の中で死に物狂いで主の働きをされている方々がいます。次回は25日土曜日です。金伝道師まで希望者はお申し出ください。