スペインでの会議が無事終了し、帰国しました。お祈りに感謝します。

初日は世界95か国のアッセンブリー教団伝道部門責任者会議でした。150名ほどが集まり、様々な情報交換をすることができました。海外伝道部員として16年間(そのうち部長として9年間)同じ部署で奉仕していますので、顔なじみの方々が多くいます。今回フィリピンの代表として来られた方は、16年前にカンボジアに行ったときにお世話になった方でした。素晴らしい働きをされていて、宣教師として手本となるような方でした。今回フィリピンに帰国されて、教団の大切な働きに従事されるようになったとのこと、楽しい話をたくさんすることができました。今回の会議はヨーロッパということもあり、アジアからの参加者は少なかったため、アジアからの参加者は少し目立ったのでしょう、6年前のメキシコ大会であった方が声をかけてきました。それ以外にも情報交換がなされ、今後の世界宣教のために活かされることを願っています。若い宣教師が証をしました。車で10時間、徒歩で3時間入った山奥に行った時の事、家にいたご老人に声をかけ、福音を伝え始めます。挨拶をして、簡単な日常会話をしたのちに「この世界を作られた方のことをご存知ですか?」というと立ち上がって奥に行ってしまったそうです。嫌がられてしまったかも?と思っていると、戻ってきて手に持っていた小冊子を机に置いて「この中に書かれているよ」と言われたそうです。その小冊子は聖書の創世記の分冊だったそうです。 「では、イエス・キリストのことを聞いたことはありますか?」と聞くと「知らない」とのこと。福音を簡単に説明するとそのご老人は「信じるよ」と言ってすぐに受け入れ、祈りに心を合わせたそうです。宣教師が「これがアウトリーチです!」と語ると1000名以上集まった会衆はスタンディングオベーションで主を賛美しました。まさに福音を伝える醍醐味です。

先週木曜日、東京都目黒区に住む92歳の男性、天野昌時さんがご自宅で洗礼を受けられました。召された奥様の長年の祈りの結晶です。主をあがめます。