☆四国教区子どもユース伝道セミナーが祝福の中で終了しました。四国の方々は
関東圏とは違うコロナの緊張感の中にあります。北陸や東北ではコロナ陽性にな
った方が、引越しをされたという報告もありました。聖書の中にでてくるツアラ
ト(皮膚病)の人たちを隔離し、遠ざけることが批判されることがありますが、
現代でも同じことが起こり続けます。
水曜礼拝ではハンセン氏病のコロニーに自ら入り、ハンセン氏病となって一生
をささげたダミアン神父を取り上げました。何よりも愛することを第一優先とし
た歩みは学ぶところ大です。私たちオリーブチャペルのコロナ対応もそのような
ものでありたいと願っています。
どれだけ物質的に豊かになっても、科学が発展しても、人の心の不安や恐れを
払拭することができず、その対応に迫られます。AIが進歩し、あらゆることが
AIによって動き始めています。自動運転が実現し、戦争までもが無人でおこな
われるようになります。AIが人間的感情を習得することができるようになるの
も時間の問題です。そこで今の科学者たちは、AIが暴走することを危惧してい
るそうです。もし感情をもつAIが勝手に戦争を始めたり、制御の利かない行動
をとり始めたらどうしたらいいのか、という問題。暴走を防ぐ緊急停止ボタンを
取り付けることに多くの科学者が賛成するそうです。
主なる神様が私たちをお造りになられたとき、人が『神のようになれる』と考
え制御の利かない行動をとり始めることを危惧されました。最終手段としてのイ
エス様による十字架での贖いを覚悟の上で、それでも愛の対象として私たちをお
造り下さいました。AIに対してそこまでの覚悟をもつ科学者はおられないと思
うときに、主の覚悟の大きさ、愛の深さを感じます。あなたは愛されています。